日央

ヒトラー 〜最期の12日間〜の日央のレビュー・感想・評価

ヒトラー 〜最期の12日間〜(2004年製作の映画)
4.0
人類史上最も凶悪な人間でありながら、この映画ではヒトラーの人間らしさ、弱さ、脆さも描かれている。

思うようにいかないと部下に苛立ち、怒鳴りちらし、震える手を隠したりと、人間らしさ全開です。

晩年にはストレスで手の震えだけでなく、足の引きずり、痙攣も起こしていたようです。

画家への夢を挫折したものの、演説の上手さから民衆を味方にし、あろうことかユダヤ人を目の敵にし、北方人種が世界を指導すべきと主張するに至ったのも結局は劣等感のかたまりだったからではないでしょうか?


ヒトラーにしか見えないブルーノ・ガンツ、見た目だけでなく台詞回し、仕草一つ一つが見事でしたよね。

亡くなられてしまったのは残念でならないです。

この映画がやたらパロディとして使われてますが、それもまた最高なんですよね。
最近は聖闘士星矢がいじられてましたw



◼️物語、構成 4/5
◼️演者、演技 5/5
◼️演出    3/5
◼️衣装、メイク4/5
◼️音楽    3/5
◼️美術    4/5
◼️満足度   3/5
◼️万人受け  3/5
◼️病みつき度 3/5
◼️涙     1/5
◼️恐怖    3/5
◼️安らぎ   1/5
◼️笑い    1/5
◼️アクション 2/5
◼️謎解き 1/5
◼️エッチ度 1/5
◼️グロ描写 1/5
◼️胸糞 2/5
◼️歴史的背景 5/5
◼️元気貰える 1/5
◼️睡魔 1/5
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