ドヤ氏

チェイサーのドヤ氏のレビュー・感想・評価

チェイサー(2008年製作の映画)
3.7
ナ・ホンジン監督のデビュー作。
デリヘル経営者がインポの猟奇殺人犯を追いかけまくります。

胸糞わりぃな〜〜〜
犯人が自供してるのに証拠不十分で釈放されたり、あとは犯人の家さえ発見できれば事件は全部解決するのにあと一歩届かなかったり、韓国のクソ無能警察のせいで超もどかしい展開にイライラするし、結局最後まで救いがなくてキツかった。個人的にはバイオレンス描写も苦手で、このレベルでも結構目を覆いたくなるし。拳銃ならまだしも、カナヅチとノミはさすがに無理…

でも先が読めなくてどうなるのか解らないから最後まで見せられてしまうのが凄い。
挙句、面白かったと言わされる。
これはナ・ホンジン監督の手腕だと思う。

まともな奴がほとんどいない中で、子どもらしい可愛らしさと大人びた知性を感じさせ、ひと際輝くミジンの娘がめちゃくちゃ尊い…!強く、強く生きろよ!!!
ドヤ氏

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