Ryo

チェイサーのRyoのレビュー・感想・評価

チェイサー(2008年製作の映画)
4.2
フィルムノワール的韓国映画。とにかく一度見てみることをお勧め。

2004年に韓国で実際に起きた凄惨な連続殺人事件から着想を得たそう。

ーテーマー
後悔が常につきまとう。
主人公は女をモノとして扱っていた。しかしそれ以上にモノとして扱ってる犯人を見て主人公は人間の心を取り戻す。

ー基となった事件ー

実際の事件は「ソウル20人連続殺人事件」と呼ばれ、2003年から2004年の間に発生。
犯人のユ・ヨンチョルは逮捕までに風俗嬢など合計20人を殺害、数人については殺害後その肉を食べたことを自白。
ユ・ヨンチョルは中学の頃から窃盗を繰り返し、風俗嬢の妻と結婚した後も窃盗や性犯罪を繰り返し、合計11年間の刑務所生活を送っていた。

愛想を尽かした妻はヨンチョルと離婚。

風俗嬢を狙った犯行は離婚した妻へのあてつけの意味もあったようです。
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