kazマックスグローバーレッド

スーパーガールのkazマックスグローバーレッドのレビュー・感想・評価

スーパーガール(1984年製作の映画)
3.5
再鑑賞。「Back to 84 映画マラソン」1984年7月公開作品。初見はゴールデン洋画劇場の石川秀美ちゃん吹き替え版。劇場公開時はテレビのゴールデンタイムで1時間特番のスーパーガール特集やってたの見た記憶がある。この時期はロサンゼルス・オリンピックやってたので1984の夏はよく覚えてるな。

魔法の宝石オメガへトロンを探して地球へ来たスーパーガール。オメガへトロンを偶然拾った胡散臭い占い師フェイ・ダナウェイが魔力を身に着け、若い好青年イーサンを自分に惚れさせようとするもイーサンが惚れたのはスーパーガール。「う〜ん、くやしぃ〜、許さないわ!」と嫉妬に駆られたフェイ・ダナウェイはスーパーガールに戦いを挑みます。

スーパーガールが世をしのぐ仮の姿は女学生のリンダ・リー。リンダ・リーと言えば俺たち世代が真っ先に思い浮かべるのはブルース・リー未亡人よね。スーパーガールことリンダ・リーが学校の寮でルームメイトになるのはスーパーマンの恋人ロイス・レインの妹ルーシー・レイン。ちょっと設定が偶然過ぎるがこの時代の娯楽映画ってこんなもんよ。そもそものお話が男を奪われた魔女オバサンが逆恨みでスーパーガールと対決って馬鹿げた設定ですから。スーパーガールだって故意に男を奪った訳でもないのにね。


当時、新人のヘレン・スレイターに対して脇を固めるキャストはフェイ・ダナウェイ、ピーター・オトゥール、冒頭でちょっとだけミア・ファローも出てた。

また、当初キャスティング候補に挙がっていたのはスーパーガールはブルック・シールズ、ルームメイトのルーシー・レインはデミ・ムーア、好青年イーサンはジョン・トラボルタ、そして嫉妬にかられた魔女はゴールディ・ホーン、と超豪華メンバー。『ザ・フラッシュ』でフラッシュが巻き戻す別の世界線ではブルック・シールズのスーパーガールが存在してたかもね。