安堵霊タラコフスキー

生きるべきか死ぬべきかの安堵霊タラコフスキーのレビュー・感想・評価

生きるべきか死ぬべきか(1942年製作の映画)
4.3
エルンスト・ルビッチ作品でも特に評価の高いコメディ映画。

第二次大戦中にナチスを題材にした作品で、ここまで軽妙でキレのあるコメディを描いたってのが凄いし、ビリー・ワイルダーに影響を与えたってのがよくわかる演出タッチにも感服。

しかし主演を務めたキャロル・ロンバート、この作品が遺作にもなってしまったわけだけど、こういうナチスを皮肉った映画に出たり慈善活動に取り組んでいたりしたことを思うと突然の死去にも裏があるような気がしてならない。