1942年、戦争真っ最中にヒトラーを揶揄するような映画をよく作ったなぁと、まずは驚いた。チャップリンの『独裁者』も1940年制作、アメリカには独裁者を大っぴらに批判する精神というのがあるんですね。
こんなに上手くいかないよ、とか、それってバカでしょう、みたいな展開がテンポよくどんどん進むのがいかにも古いコメディ映画らしくて、面白いし味わい深い。ちゃんとスリルもあってハラハラさせられるし。ちょっとジャン・ルノワールと感じが似ているかな〜と感じた。
戦争映画なのに根っこが明るくて、アメリカらしいアメリカ映画だなぁと思う。
“To be or not to be ”
これがまさにキーワード!