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きっと ここが帰る場所のchipのレビュー・感想・評価

きっと ここが帰る場所(2011年製作の映画)
3.8
フワフワとした不思議な作品だった。
往年のロックスター、
歳をとってもスタイルは変わらず厚化粧。
今はアイルランドに住む彼が…
父の訃報を受けて故郷NYに帰る。
そしてさらに旅をすることになる…
不思議なロードムービーだった。
ショーン・ペンのフワフワとした話し方、
地に足がついていないような歩き方、
厚化粧…
この不思議なおじさんが旅の途中で出会う様々な人や出来事にクスリと笑える、
ヘンテコリンだけれど居心地のよい映画でした。
「パリテキサス」のハリー・ディーン・スタントン、
この方は農場でトラクターに乗っているのがぴったりなんだな~


亡くなった父はユダヤ人で…
旅は人探しが目的だった。。
ラストの美しい風景が印象的。
雲がぽっかりと浮かんだ青空、
白い雪の平原にポツリと立つ白い小屋…

静かな反戦映画だったのかもしれない。。


彼の妻の消防士、
フランシス・マクドーマンドでした。
厚化粧の元ロックスターと消防士、
これが結構お似合いの夫婦なんだな~

秋のNY、
紅葉のセントラルパーク、いいな~
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