ショーン・ペンの、この何とも言えない奇抜な装いが・・・♪
歌えなくなったロックミュージシャンが
“過去の呪縛”と旅する、ロードムービーです☆
莫大な富を築き上げたというミュージシャンの面影は
その容姿だけで
話し方も、歩き方も
どこか少女のような可愛らしささえ見え隠れする・・・
繊細なテーマと、荒んだ容姿・・・
まるで絵本の中にいるような、現実味のないストーリー
幾ばくかの混乱を抱えたまま気が付けば映画の世界に迷い込み
流れるように滑り込んでいくカメラワークと
艶を帯びた映像
それに魅了され
思えば・・・
どうしようもない社会の仕組み
それによって、人生が狂ってしまった
その過去に対峙して、自分はどう生きて行きたいのか・・・
それをストレートに描いていることに、気付くのです
デヴィット・バーン御本人の登場シーン
舞台のセットが、これまた素敵で♪
こういう世界観、すきです☆