Pnori

死霊の罠のPnoriのレビュー・感想・評価

死霊の罠(1988年製作の映画)
3.1
一見の価値はあると思う。
この映画が邦画であると言う点においては。

一見したら満足と言う事でもあるが(笑)

タイトルに「死霊」と付いている割にはあんまりメジャーじゃない。作品全体に漂うチープさが、それを如実に表している。

エロとホラーは紙一重。今見れば必要か?と思えるシーンも、全てひっくるめてサービス精神旺盛な古き良き時代のホラーなんだと言われればそうなんだろう。
まぁ、当時は相当なマニアックな扱いだったんだろうけど(笑)

前半はスプラッタ全開で攻めまくり!
日本映画ではまだ稚拙だったスプラッタホラーの壁を突き破り、ハリウッド死霊シリーズに肩を並べる時が来たのかと喜び勇んでいたけど、ジェイソンを彷彿させる殺人鬼が想像以上に普通だったことに拍子抜け。

気づけば話がおかしな方向に…

仮面ライダーも真っ青な近距離での連続爆破に呆気に取られ、どうすんのこれ?と先が心配になった所でまたまたまさかの急展開。

どうなったのかは…まぁ観て下さい(笑)

思うところはたくさんあるけど、最後まで色んな意味で楽しめた、かなぁ??


続編は…
佐野史郎って聞いただけで迷うな(笑)
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