イントゥ・ザ・ワイルドの街角のアレンのレビュー・感想・評価

両親を憎悪しながらも、どこかで待っていてくれる存在が居なければ、彼は孤独に襲われて旅なんてできなかったに違いない。
憧れよりも、終始辛そうだなという印象を受けた。
自由には、選択しなければならないという不自由さが含まれるという皮肉。
ある程度大人になると不自由さにも幸福を見出すものだし、いつまでも自分のために生きるのはなかなか辛いよなぁと。
かっこよくパッケージされているが、どちらかというと憐れみの方がつよい。