環境汚染された地球から逃げ出した人々が宇宙に設けられた快適な巨大船内で生活しているという設定がいつか現実で起こりそうな雰囲気を全面に出していて、今観ても「良く考えられた世界観だな。」と思わせられるピクサー作品のなかでも傑作のひとつだと思う。
植物がキーアイテムになっているのはメッセージ性を感じさせる。
ゴミの後始末をするロボットであり地球に取り残されて一人(？)で過ごしていたウォーリーはちゃんと純粋で好奇心旺盛かつ勇気溢れる男の子に見えるし、
最新テクノロジーを搭載していて地球を偵察しにきたイヴも綺麗な女の子に見えるなど
人間らしさを感じさせるロボットキャラたちの細かい動作や表現がいつ観ても凄い。
オートのヴィランぶりも凄まじく、
快適な巨大船内で過ごしたことによって人々や艦長がとんでもない体型になっているのもリアル。
