おらが春

ゴジラ×メガギラス G消滅作戦のおらが春のネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

「そういえば観たこと無かったな」と思った観てみたらかなり面白かったな。


群生で凶暴なメガニューラ、群れのボスであるメガギラス。言ってしまえばめちゃくちゃデカいトンボみたいなやつなんだけど、思った以上にかなり強い。
兵器どころかコントロールシステムにさえメタを張れる高周波、現代的になればなるほど厄介な武器。
人を食うシーンはだいぶなグロさだし、ビルの側面で一斉に成虫になるシーンのキモさったら無い。こういう「めっちゃ強い虫」みたいな怪獣、大好き。

今回のゴジラ、釈ゴジとほぼ見た目一緒かな。熱戦前の背鰭が金色に光る演出はかなりかっこいい。割とメガニューラ群やメガギドラに押されてた感はあれど、人間の兵器にはめっぽう強いのはいかにもな感じ。やれてなかったねゴジラ...
背鰭で居合するシーンはかっこいいけど流石に笑った。そんな鋭かったんだなあれ。


ストーリー、割と硬派っぽくもあり人間ドラマもやり、要素が別に喧嘩してなくてかなり見やすかった。
その中で首都が大阪になってたり、ディメンション・タイドでマイクロブラックホールをゴジラにぶち込む作戦やってたりとぶっ飛んだ発想もしてるのが楽しい。
オキシジェンデストロイヤーによってデストロイアが生まれたように、ディメンション・タイドによってメガニューラ達が復活してしまった、という感じにしたのもいい。作戦成功後の扱いに関してもODっぽいので明確に意識してるのが分かる。強すぎる兵器は厄介事を連れてくるもんだね。杉浦の動向を考えると、多分設計図と兵器の廃棄しなかっただろうし。

かなり面白かったんだけど、序盤のカレーマジックだけ「なんだそれは!!」ってなったな。そこはマジックであれよ!電子レンジで温められてもスプーンには具材が乗ることはないやろ!

ちょいちょい突っ込みつつ、かなり面白くはあった。それにしても、首都出なくなったとて最終決戦はやはり東京なんだね。
今回は地元も蹂躙されてたからいいんだけどね笑
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