ゴジラ×メガギラス G消滅作戦の作品情報・感想・評価

「ゴジラ×メガギラス G消滅作戦」に投稿された感想・評価

ミレニアムゴジラ第2弾
1954と同個体のゴジラが再び日本へ上陸。
ゴジラを完全に倒すため、G消滅作戦をたて、ゴジラと戦うお話。
しかし!ブラックホールの影響でデッカいトンボが復活!
メガギラスともなぜか戦うことに....

話はとても面白く、娯楽にぶっ飛びつつ、1954同様ゴジラの怖さを保っています。
トンボはただ邪魔なだけです
2000年の作品だが、着実にキャリアを歩んできたにもかかわらず、心のなかで過去の失敗を引きずっている女性自衛官という田中美里の役柄は、当時としても非常に現代的なヒロイン像であったと思う。
対して谷原章介の方は、ロボット技術者としての腕を持て余したかなりのダメ野郎で、手品を披露して小学生から見物料としてお小遣いを巻き上げているような奴だ。
女性の社会進出や、ろくに仕事もしていないオタクな生き方が、一般に認知され許容されはじめた時期を反映したキャラクターであり、最後までみると「エネルギー利権の問題」の話だったということがわかるので、社会劇としてはなかなか面白いテーマ設定をしていたように思う。
しかしながら、最初の場面で大阪城と並んで国会議事堂が立っており、これはこの世界ではちゃんとした理由付けがあるのだが、どうにも間抜けにみえるし、ゴジラの形も前と同じで、イケメン過ぎてあまり怖くないし、毎度のことながら敵怪獣がタイマンを張るには弱過ぎる。
初代以外のゴジラは無かったことにしているシリーズ通してのスタンスはいいとして、今回は人類がゴジラを消滅させようという話なのに、肝心のゴジラの描きかたは、人の味方か、自然の猛威か、今まで通りどっち着かずの立場で、やはりそこがヌルく感じる。
今回の新怪獣はメガヌロンの親玉メガギラスというやつだが、もともとこいつはラドンの餌だということだし、昆虫型なのでモスラのようにプロレスができないし、段階的に変態していくのはヘドラのころからやっているし、小粒と親玉がいるというのはデストロイアとまったく同じで、目新しさはほぼない。
それにしても、序盤でメガヌロンの卵を発見する子供のエピソードが丸々ムダなのは、なんとからならかったのか。物語の中心人物のひとりかのような登場をするのに、途中からこの子がストーリーから消える。そりゃあ一般人が関与できるような事態ではないのだけど、じゃあハナからクローズアップしなくていいよ。
見所は、夜の渋谷の町中でカップルが巨大な昆虫の幼体に惨殺される場面。かなり暴力的な表現をしていて、お子さま的にはショック度合いが強め。
あと、人気絶頂期の極楽とんぼが出ているのにも注目。太っているやつとガラの悪いやつのコンビは、劇映画のガジェットとして映える。
ラストでは、ヒロインの女性が常に結わいていた髪をおろして、「この女の人はなにかふっ切れたんだな」と子供にもわかるくらい大袈裟にみせてくれるので、とりあえずはちゃんとした映画を一本見終えた感じがした。
仁

仁の感想・評価

3.6
こういう方向性は好きだ、虫好きにも心躍るだろう。ただ何か、何かが足りない・・・
YutaOtsuki

YutaOtsukiの感想・評価

3.3
メガギラスのデザインは悪くないけど、もう少しゴジラと張り合えるくらいの強さにして欲しかった。熱線で燃えるくらいの紙耐久にするには惜しすぎる。
未知

未知の感想・評価

1.5
メカや制服等、全体的にウルトラマン臭が強い。ドラマパートの台詞も演出も青臭いくテレビ映画orビデオリリースのレベル。極楽とんぼの寸劇は面白かった。
焦点をどこに据えたいのかわからなかった
2000年という感じのCGとメガギラスの造形
なんかほんと何がしたいのかわからんかった
ヒール色の強いミレニアムゴジラシリーズの二作目です。

タイトル副題の“G消滅作戦”とはミニブラックホールを発生させ衛星からゴジラに照準を合わせて地球上から消滅させようとするとんでもない作戦の事です。

20世紀の末期にそんな非科学的(笑)な作戦を日本の自衛隊の女性自衛官が実行するなんてとんでもない展開ですからツッコミところは満載ですが、そこは天下の“GODZILLA”映画ですから楽しんで鑑賞する事にしました。

あっと言う間に完成したブラックホール発生装置を山梨県で実験すると歪んだ時空の隙間から巨大トンボの卵が現れ昆虫好きの少年が拾い持ち帰る。

少年は転居し渋谷の街で手に負えなくなった卵を下水に流しこんでしまう。その卵は多くに分散され巨大トンボが渋谷の空を覆うことになりやがて巨大怪獣メガギラスに変化する・・・・・

巨大トンボに掛けた訳ではないでしょうが当時人気のあった芸人“極楽トンボ”が登場したり、プロデュースに参加しているフジテレビ本社ビルがメチャメチャに破壊されたり笑わせてもらうシーンも楽しめます。

時代も変わりゴジラの映像とミニチュアセットとの映像の現実感の相違が大分薄くなってきたのでお台場でのゴジラXメガギラスの戦いは見応え充分!!

だけど、田中美里って女優は何者??全く記憶にないんですが・・・・・
設定だけならゴジラシリーズ最高傑作になれていたポテンシャルのあった作品です。

悪い点を挙げるとすれば、ざっくりとした表現にはなりますが低調な作品だったという印象。
作品全体ではイマイチな作りでしたがシーンそれぞれで観ると素晴らしいポイントが多々あります。

まず特撮パートから。
渋谷水没シーンは割と良かったです。
メガヌロン、メガニューラの凶悪さ溢れる生態描写も相まってメガギラスという怪獣は如何にヤバい奴なのかと観客に期待させる素晴らしい演出でした。

ただ主役のゴジラの演出が微妙。
メガニューラにたかられるシーンはもちろん、お台場での戦闘が冗長で薄味過ぎました。確かに製作当時のお台場は広大な空き地がメインだったかもしれない。しかし近くにはフジテレビを筆頭に壊すべき建物は多数あります。シリーズの過去作を観ても分かるように、そこに建造物があるなら有名無名問わずにお構いなく破壊してこその怪獣王ゴジラだと思います。空き地で害虫とドタバタして捏造建造物を巻き添えで終わり、というのは如何なものかと観ていて感じました。
ただラストシーンは今までの「また何かあるぞ」的ラストから、更にもう1段階踏み込んだ期待感溢れるラストに昇華したのは高評価です。

次にドラマパート。
ゴジラに単身飛び付くといったアクティブで魅力的な女性主人公は高評価です。恐らく×メカゴジラの家城茜のキャラ付けに影響を与えたのではないでしょうか。

ただ脇役は小物揃い。キャストはかなり豪華な布陣なのに。
特に不用意な少年に観ていてイライラします。シン・ゴジラの庵野監督の「物事の足を引っ張る人間は嫌いだから作品に出したくない」という発言に心底共感できるような引っ掻き回し様でした。

素人目線でも「ここをこうすれば良かったのに」と明確に分かる作品です。
裏を返せばそこがあまり気にならない人からしたらかなり楽しめる作品という事。
とにかく色々と惜しい作品でした。
劇場で見たはずなのに、下敷きも買ったはずなのに、記憶がとにかく薄い…
これを機に「シン・ゴジラ」までゴジラシリーズは劇場で見ることは無くなりました。笑(ハリウッド版は除く)
けっこう面白いんだけど、メガギラスがいなくても成立するじゃん。
いや、メガギラス邪魔だろ。
ゴジラ対Gフォース(人類)だけで充分なはずなのに、一度完成した脚本に後からメガギラスを追加したんじゃないか?

ちょっと興味深いのはラストシーンである。ほとんどの怪獣映画は怪獣のバトルが終わるとすぐにENDだ。これがベストだと思う(『ゴジラ対ビオランテ』の、怪獣バトル後の三田村邦彦と敵スパイのアクションは明らかに蛇足)。
しかし本作のラストは違う。ゴジラ、メガギラス戦の数日後、平和な日々を送る工藤元(谷原章介)の店に再び辻森桐子(田中美里)が現れ、協力を依頼する。工藤が冗談交じりに引き受けたその時、聞こえてくるゴジラの咆哮・・・・・・! 悪くない終わり方だ。
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