ゴジラ×メガギラス G消滅作戦の作品情報・感想・評価

「ゴジラ×メガギラス G消滅作戦」に投稿された感想・評価

ヒール色の強いミレニアムゴジラシリーズの二作目です。

タイトル副題の“G消滅作戦”とはミニブラックホールを発生させ衛星からゴジラに照準を合わせて地球上から消滅させようとするとんでもない作戦の事です。

20世紀の末期にそんな非科学的(笑)な作戦を日本の自衛隊の女性自衛官が実行するなんてとんでもない展開ですからツッコミところは満載ですが、そこは天下の“GODZILLA”映画ですから楽しんで鑑賞する事にしました。

あっと言う間に完成したブラックホール発生装置を山梨県で実験すると歪んだ時空の隙間から巨大トンボの卵が現れ昆虫好きの少年が拾い持ち帰る。

少年は転居し渋谷の街で手に負えなくなった卵を下水に流しこんでしまう。その卵は多くに分散され巨大トンボが渋谷の空を覆うことになりやがて巨大怪獣メガギラスに変化する・・・・・

巨大トンボに掛けた訳ではないでしょうが当時人気のあった芸人“極楽トンボ”が登場したり、プロデュースに参加しているフジテレビ本社ビルがメチャメチャに破壊されたり笑わせてもらうシーンも楽しめます。

時代も変わりゴジラの映像とミニチュアセットとの映像の現実感の相違が大分薄くなってきたのでお台場でのゴジラXメガギラスの戦いは見応え充分!!

だけど、田中美里って女優は何者??全く記憶にないんですが・・・・・
設定だけならゴジラシリーズ最高傑作になれていたポテンシャルのあった作品です。

悪い点を挙げるとすれば、ざっくりとした表現にはなりますが低調な作品だったという印象。
作品全体ではイマイチな作りでしたがシーンそれぞれで観ると素晴らしいポイントが多々あります。

まず特撮パートから。
渋谷水没シーンは割と良かったです。
メガヌロン、メガニューラの凶悪さ溢れる生態描写も相まってメガギラスという怪獣は如何にヤバい奴なのかと観客に期待させる素晴らしい演出でした。

ただ主役のゴジラの演出が微妙。
メガニューラにたかられるシーンはもちろん、お台場での戦闘が冗長で薄味過ぎました。確かに製作当時のお台場は広大な空き地がメインだったかもしれない。しかし近くにはフジテレビを筆頭に壊すべき建物は多数あります。シリーズの過去作を観ても分かるように、そこに建造物があるなら有名無名問わずにお構いなく破壊してこその怪獣王ゴジラだと思います。空き地で害虫とドタバタして捏造建造物を巻き添えで終わり、というのは如何なものかと観ていて感じました。
ただラストシーンは今までの「また何かあるぞ」的ラストから、更にもう1段階踏み込んだ期待感溢れるラストに昇華したのは高評価です。

次にドラマパート。
ゴジラに単身飛び付くといったアクティブで魅力的な女性主人公は高評価です。恐らく×メカゴジラの家城茜のキャラ付けに影響を与えたのではないでしょうか。

ただ脇役は小物揃い。キャストはかなり豪華な布陣なのに。
特に不用意な少年に観ていてイライラします。シン・ゴジラの庵野監督の「物事の足を引っ張る人間は嫌いだから作品に出したくない」という発言に心底共感できるような引っ掻き回し様でした。

素人目線でも「ここをこうすれば良かったのに」と明確に分かる作品です。
裏を返せばそこがあまり気にならない人からしたらかなり楽しめる作品という事。
とにかく色々と惜しい作品でした。
劇場で見たはずなのに、下敷きも買ったはずなのに、記憶がとにかく薄い…
これを機に「シン・ゴジラ」までゴジラシリーズは劇場で見ることは無くなりました。笑(ハリウッド版は除く)
けっこう面白いんだけど、メガギラスがいなくても成立するじゃん。
いや、メガギラス邪魔だろ。
ゴジラ対Gフォース(人類)だけで充分なはずなのに、一度完成した脚本に後からメガギラスを追加したんじゃないか?

ちょっと興味深いのはラストシーンである。ほとんどの怪獣映画は怪獣のバトルが終わるとすぐにENDだ。これがベストだと思う(『ゴジラ対ビオランテ』の、怪獣バトル後の三田村邦彦と敵スパイのアクションは明らかに蛇足)。
しかし本作のラストは違う。ゴジラ、メガギラス戦の数日後、平和な日々を送る工藤元(谷原章介)の店に再び辻森桐子(田中美里)が現れ、協力を依頼する。工藤が冗談交じりに引き受けたその時、聞こえてくるゴジラの咆哮・・・・・・! 悪くない終わり方だ。
清々しい勝利

ミレニアムとは一切繋がりがないわけで。
辻森が跡を継いだGグラスパーにチャラけた天才科学者工藤が入り、ゴジラをブラックホールに消滅させる作戦を打ち上げる。時同じくして、山梨に住む少年がおかしな卵を拾う…というストーリーですね。
個人的な話、少年がメガギラスになる卵を拾い、知らずに捨てたりしちゃったわけですから、もう少しストーリーと絡めて欲しかったですね。
あと、終盤で唐突に政府云々に持って行き、急に特撮から話が逸れた気がしてなりませんでした。

とりあえず、ツッコミどころが多いですが、それなりに楽しめますね!
ゴジラの一挙一動が、昭和っぽいコミカルな動きを終盤に見せて、懐かしさを感じました。
また、まさかラドンの餌でしかなかったメガヌロンがあんな成長を見せるとは…笑

今作はメガギラス戦もほどほどに、人間対ゴジラの決着にも重点を置いているように思えました。
よくあるのが、知らぬ間に怪獣同士の対決になってうやむやになるか、あるいは一方的に人間側が負けるか、でしたが清々しさを感じる勝利に思えました。
辻森の決死の覚悟も光りましたし、そしてゴジラもゴジラで最後まで全力で抵抗します。シンゴジラもそれくらい抵抗して欲しかったところです。

と、やっぱりゴジラは面白い。
個人的に好きなのは、尻尾でメガニューラの目を回し、一気に倒すところですね。
正直話は面白いわけじゃないし、グリフォンの変な動きは本当に好きじゃない
だけどメガギラスのカッコ良さやグロテスクな表現は好き
本当にそれだけの点数
santasan

santasanの感想・評価

2.5

このレビューはネタバレを含みます

G消滅だけでなくフジテレビも消滅ww。ストーリー的には良く出来ていると思うが、トンボが気持ち悪いしメガギラスは存在感薄い。最初の設定が大阪遷都にゴジラ対策でなんと原発廃止ww。今の日本にもゴジラが来てくれれば原発廃止になるのにねぇ…。
Ultraxx

Ultraxxの感想・評価

2.0
睡魔に打ち勝ったものだけがこの物語の結末を知ることが出来る。ちなみに私はゴジラの看板がかかっていなかったら十分で水平になる自信がある。
COS藻

COS藻の感想・評価

3.5
メガギラスかっこいいー、当然ゴジラも
卵がちょっと気持ち悪かった

このレビューはネタバレを含みます

 巨大トンボとゴジラが戦う話。

 大島ミチルさんのテーマ曲が印象的でよかったです。大阪が首都というパラレルワールドもこれはこれでアリだと思える設定でした。

 でしたが、主人公が対ゴジラの特殊部隊の隊長さんですが、画面からはその迫力は全く伝わってこなくて、完全にミスキャストではないのかなと思ってしまいました。冒頭で永島敏行さんが出てきてバズーカでゴジラと戦うというアクションは盛り上がりましたが、あっという間に瞬殺。

 ゴジラの造形もこれといって魅力を感じることもなく、カタキ役のメガギラスもこれまたダサいし、人間のスーパー兵器とかも何ともダサかったです。これだったらスーパーXとか過去のスーパー兵器のほうが100倍カッコいいです。下手にCGとかをやっているせいかテレビの戦隊ものやウルトラマンのような特撮になってしまっているのもなんとなく熱が感じられない特撮でした。しかもクライマックスのお台場バトルが結構長くて退屈でした。
 メガギラスのきっかけとなる少年もただ事態を広げるだけのキャラクターでゴジラシリーズには子どもを出さないといけないのかと真剣に悩みました。主人公たちの軽いキャラクターたちが軽いセリフのやりとりを見ているのもなかなかキツイです。ブラックホール砲を簡単に開発して打ち上げてというのも軽く進んでいきます。そもそも宇宙に打ち上げる必要はあったのかとかいちいち突っ込んではいけないと思いますが、ノイズになってしまってのりきれなかったです。

 結果、最初から最後までどこかダサいと感じてしまうシリーズの1本でした。
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