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追跡者のcatmanのレビュー・感想・評価

追跡者(1998年製作の映画)
4.5
トミー・リー・ジョーンズ、当時51歳?脂が乗りまくってます。逃亡者の追跡にビシバシ辣腕を振るうジェラード保安官のキャラクターが実に魅力的で、これはスピンオフが製作されるのも当然。出来るオヤジの無駄の無い仕事ぶりを見るのは気持ちがイイ。こんなオヤジに私もなりたい。また彼を支える部下との関係も上手く描かれていて、特にチームの中ではジョー・パントリアーノが放つ存在感が流石。流石と言えばウェズリースナイプス。彼の身体能力の高さは全体のアクション要素をグッと高めていると思う。RDJの若さも見所のひとつ。あと個人的に好きなシーンは防犯カメラの映像を解析する場面。映画全体の中でもターニングポイントになっていて、サスペンスムード満点。もともと編集作業の類が好きな自分はホントにゾクゾク・ワクワクする。ただ131分の尺はもう少し短くても良い。

そこはかとなく漂うB級感もあって本家の『逃亡者』ほどは評価されてないけど、サスペンス映画の平均値を余裕で上回る良作
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