【次は「ドロンジョ対ゼブラクイーン」を!】
…作って欲しいんですが…劇場スカスカだったなー(笑)。これで打ち止め?
ゼブラナースをゲストに呼べば、熟女好きも呼べるでしょうがダメ? しょうがないかこのデキじゃ。
私はゼブラクイーン目当てだし、前作メンバー集まっても真面目に作んないだろ、思ってたので心的被害ゼロでしたが。
そして謎の少女役、芽郁ちゃんが収穫でした!
仲里依紗嬢は、ユイ段階だとコス負けしてパッとしませんね。彼女、シルエットは子供っぽいですし。キレ演技もよくみるタイプで、そのカメレオンぶりは知っていたので、この程度では驚きもなく。田中直樹がエロいよねえ、言うたび私は、なっちゃいねえなあ、でした。
またユイの宣材撮影シーンなんて、ホント只の撮影風景に堕していて、三池さん仕事してんのかよ、と呆れました。が、旬なカメラマン、レスリー・キーが堂々と出てきたのでこりゃ何らか、ギョーカイ的シガラミで仕方ないのかも…と少し同情もしたのですが。
それが変身後はごめんなさい、もう土下座です。参りました。
里依紗様があのコスに変わったら、黒き馬の美神、ホントに降りて来ました。サイズも一回り大きく見えますね。馬子にも衣装!(シャレのつもり)いや、衣装の戦略が正しかったってことなんでしょうが。
顔型もタヌキ系でなく、魔法使いサリーのよっちゃん系なので(古過ぎ)、馬面するにもウマが合います(シャレのつもり)。
ドロンジョ様を何気に視姦したカメラワークは、今回も健在です。いやこれはもう、ゲージツと言ってしまいましょう。「ウルビーノのヴィーナス」な里依紗様の寝姿を、あえてボンデージで隠し、黒皮に締められたその隙間から、肌の質感を掬い取るレンズに幸あれ!
美に群がる天使、緑の触手たちよ、なぜ遠慮するのです。…行けよズボッと!
が、谷間ビジネスはぬかりなく。神の視点、なふりして上からぷーるぷる。
…などと、見とれて黒く染まりゆく心を洗濯機「すすぎ」にしてくれたのが、美少女、永野芽郁ちゃんの真直ぐな黒き瞳でした。こっちの黒はあーまいぞ。ああ黒なのに漂白される。そして映画が彼女で締まるのはホント救われる!
それに比べ、哀川さんは最後まで、なっちゃいねえと思いましたがー。だいぶ楽してませんか今回。段々、みのもんたに見えてきたのは錯覚?
全体で、遊びやふざけが少ないですね。真面目にやらぬならそこが鍵なのに。そしてあのおさめは、三池さんだったら、行くとこまで行った後で、ドカーンかゲロゲロゲロかブリブリブリまでやんなきゃダメでしょ!『DEAD OR ALIVE』の冒頭、ラーメンがどうなったか忘れたんですかッ!!
そんなわけで本作は、里依紗様に燃やされ、しかし芽郁ちゃんに清められ、というのが私にとっては、ほぼ全てでございました。
<2010.5.6記>