ナツミオ

雨の訪問者のナツミオのレビュー・感想・評価

雨の訪問者(1970年製作の映画)
3.5
WOWOW録画鑑賞
子供の頃に観て以来。
テーマ曲、雨、ストッキングを被った暴行犯、ショットガン、謎の男ブロンソンの断片的な記憶。

『太陽がいっぱい』の名匠ルネ・クレマン監督がチャールズ・ブロンソン、マルレーヌ・ジョベールの共演で放った秀作サスペンスドラマ。

ゴールデングローブ賞
外国語映画賞(外国語映画部門)受賞

フランス語原題:Le passager de la pluie、英題:Rider on the Rain

1970年仏・伊作品
監督 ルネ・クレマン
脚本 セバスチャン・ジャプリゾ
撮影 アンドレア・ヴァインディング
音楽 フランシス・レイ
出演 チャールズ・ブロンソン マルレーヌ・ジョベール ジル・アイアランド コリンヌ・マルシャン ガブリエレ・ティンティ

(WOWOW番組内容より)
ある雨の日、バスに乗って、ひとりの見知らぬ男がフランスの町にやってくる。その町で暮らすメリー(ジョベール)は、つい最近、トニーという男性と結婚したばかり。夫が出張中のその日の晩、彼女は、自宅に戻ったところで家の中に潜んでいた男に襲われ、レイプされてしまう。彼女は怒りに駆られ、男をショットガンで射殺すると、その死体をひそかに断崖から投げ捨てるが、ハリー・ドブス(ブロンソン)と名乗る謎めいたアメリカ人が彼女の後を付け回す様になり……。

ストーリーはほぼ忘れていたので、ほぼ初見状態。
フランシス・レイの曲は、しっかり覚えある名曲。
ストーリー的には、子供が観るには早すぎ、当時多分理解しきれなかったと思う。
昔は地上波で映画は毎日の様に放送していたし、子供でも制約無く色々観られた時代。

メリーとドブスの会話
・爪を噛む癖のメリー
・メリーの名前の由来
・メランコリー
・メリーの子供時代、母の浮気現場目撃と父の家出のトラウマ
・母と娘の関係
・殻付きクルミを窓ガラスに投げつけて割るジンクス
・ボタンの取れたマリーのドレス

終盤、メリーを助けに乗り込むドブスがキレのあるアクションを見せる。ブロンソンの全盛期。
おしどり夫婦の愛妻ジル・アイアランドもメリーの友人ニコール役で共演。

暴行犯を殺してしまった新妻
その暴行犯の男を探す謎の男
1960年代後半〜70年代始めのファッションも楽しめる。
懐かしのサスペンス作品。
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