チダ

素晴らしき哉、人生!のチダのネタバレレビュー・内容・結末

素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

超〜ーーーーーーーーーーーーーーーー良かった
はじめからおわりまで美しいお伽噺で呻いた 最後まで夢たっぷりだもんな
モノクロの画面も古臭さなんか微塵もなくて重厚な絵本を見てるみたいなリッチさで素敵だった

キャラが踊るアニメのOPEDは最高!みたいな定説あるけどたくさんの人たちが手を取り合ってごったになって楽しそうに踊るシーンがある映画もいいよな〜グレショも好きだしと思ってぼんやり観てたらもうその一点のシーンだけで五百億点満点映画すぎて泣いた

学長?のおじさんがプールに飛び込む学生たちにやめんか〜!って制止しながらも最後に自分も笑ってプールに飛び込むところ、
その姿を周りの大人たちが驚いた顔で茫然としたり見守って笑い崩れたりしてるシーン、画面に映る全てが祝福に満ちすぎている なんて美しいシーンなんだ…

かつて彼らと同じ学生だった「大人」がいつもは大人ぶって仕舞い込んでいる「学生」の顔を引っ張り出してきて、かつてと同じ顔ではしゃぐ姿にじんと来るというか なんか無性に泣けてきた 大好きなシーンです

世界を股にかける男になりたかったジョージが耐え忍んで耐え忍んだ果てに世界を諦めることになってしまったのが辛かったな
自分のことは後回しにしていつも誰かを助けてるジョージ、報われてくれジョージ、幸福であれジョージ、みんなジョージの献身を見ていてくれ…!ってなってた
トータルではおそらく世界を回るよりみんなを幸せにしたジョージ、ジョージも幸せになってくれジョージ!おいジョージ!元気かジョージ!?飴舐めるか!?ジョージ!!

あと子供ジョージくんがメチャクチャ良かった キュートなハンサムさに満ち満ちているというか すごいキュートだったな
薬屋のおっちゃんに叩かれて泣きそうな声で諫めてるシーンいじらしすぎてや、やめろ〜っ…!!!!!!!!ってなってた
ジョージの俳優さんも本当に素晴らしかった 一生幸せであってくれジョージ…!!!!!!!!!!!!
チダ

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