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素晴らしき哉、人生!のyukkafilmのレビュー・感想・評価

素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)
4.5
クリスマスと言えばこれ。イギリスでは毎年この時期テレビでやってるので断片はすごい観てるが、改めて全部観て大号泣してしまった。

自分の得より周りの得、金儲けより社会のために生きてきたお人好しがすぎる主人公がある日人生最大のピンチに陥るが、天使が舞い降りてきて救われるというキリスト教ぽいお話ではあるが、時代が変わっても普遍のテーマというか、人生何があっても自分は大した人間でなくても、自分はきっと誰かのためになっているという心暖かい話だ。

天使のところはいきなり不思議なドリーミーな展開になっていくので面白い。自分の"悪い"未来を見せるとこはちよっとディケンズぽくもあり。

人生は山あり谷ありでも誠実にやっていれば幸運は必ずやってくるってのを説教くさくなく一人の人生の数々のターニングポイントを通して見事なドラマで見せるこりゃ名作である。
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