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野良犬のtheocatsのレビュー・感想・評価

野良犬(1949年製作の映画)
4.1
未視聴の黒澤映画まだあったかのかとレンタル。

結論は結構よかった。

まずうだる夏の暑さを執拗に演出し、客側に強く印象付ける。
狂暴な拳銃強盗事件の追跡ながらバイオレンス場面がないためにドキドキするような緊迫感は高まらないが、それでも「一体どうなるのか?」という好奇心を持続させ、見させる展開と構成に感心。
ヒッチコック風味も感じられる。
ちょっとあざとすぎる脚本ではあったけどね。苦笑

黒澤映画は実はいららすることが多く苦手な監督でもあるのだが、本作品は2時間超でもいららすることなくそこそこ満足でしたよ。
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