いわやん

危いことなら銭になるのいわやんのレビュー・感想・評価

危いことなら銭になる(1962年製作の映画)
3.5
宍戸錠主演。

ある日、輸送中の紙幣用の紙が何者かに強奪される。
そのニュースを聴いた3人の悪党が、皆一人の老人に注目し、海外から帰るトコを空港で待ち伏せ。でも、空港にはギャングも。この老人、偽札造りの名人で。
老人の身柄を確保する為、ギャングに3人に電話番の女まで加わって大騒動!

この時代で言うなら完全なC調作品。
宍戸錠がヒーローとはいかず、ガラスのキーキー音が大嫌い。電話番の女とも子(浅丘ルリ子)は、ノーブラで柔道、合気道の段持ち。

あとの二人も計算尺やらダンプやら。

お話全体にコメディの要素を散りばめ、独特な空気感を感じます。かと思えば、エレベーターでの銃撃戦は、結構シリアスに。最後のオチまでスパッと!

ちなみに、宍戸の弟の郷えい治が相手側のギャングで出演。ギャングの子分の中に若手の頃の中尾彬も(笑)
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