たわーりんぐいんふぇるの

月夜の傘のたわーりんぐいんふぇるののレビュー・感想・評価

月夜の傘(1955年製作の映画)
3.8
4人の主婦が井戸端でピーチクパーチク語り合う、喜怒哀楽を分かち合う「よつば会」。
悪人も出てこない、事件もない。ありふれた日常があるだけ。
4人の主婦の家庭には何かしらの日々の暮らしがあり、それを描いているだけ。でも、それが見ていて面白いと言って良いのかは分からないが、面白いんだ。
昔の日本映画の真骨頂と言っていいと思う。
見ていて思い当たること、経験したようなこと、聞いたことがあるようなことが次から次へと描かれて、まるで自分ごとのように引き込まれる、あっという間の2時間。
いい映画だと思う。