香港ノワールのひとつの到達点にある傑作！
4Kリマスターの恩恵が果たしてあるのかどうか…?w
しかし、20年ぶりに映画館で観れるのはやはり嬉しい。
手垢の付いた感のある潜入もの(ダブルスパイもの)でありつつも、主演ふたり
の確かな演技力とスター力、ソリッドな演出の畳み掛けで圧倒的に、魅せる。面白い。
トニーレオンとアンディラウの役柄が逆のパターンも観たくなる。
アンソニー・ウォンとエリック・ツァンも最高なんだよなぁ。大好きだ。こういう親父になりたいと思ったモンですが(変ですか？w)まだまだこの貫禄には及ばない。精進します。
あとこの頃、ケリーチャンがすっごく好きだったの思い出した。
なんか日本のドラマとかでも頑張って日本語喋って出演してましたよね？最近どうしているのかなぁってFilmarks見るとまだまだ活躍している様で。
一応3部作になっていて、DVDセットも持っているけど、2.3は正直蛇足だと思っている。
本作でも若かりし頃のラウとヤンが出てくるけれど、そこんとこはオミットして女性キャラを中心にもっと丁寧にドラマを作って欲しかった。この辺りの女性描写や役回りは時代の隔たりを感じざるを得なかった。
プロットや人物が魅力的なんで、「俺ならもっとこうした無間道」をついつい考えちゃう。そしてリメイクしたのはスコセッシな訳ですが、アレはアレでスコセッシっぽくて面白いですけど、偉大な監督でもオリジナルは上回れていないというのが正直な感想。
