有名な主題歌に、有名な歌手と俳優。
ちゃんと観るのは初めて。
ケヴィンコスナーがカッコよく、ホイットニーは記憶より美人だった。
撮影当時でケヴィンコスナーは36歳くらい、ホイットニーは28歳くらいか。
2人のPV的な作品で、人気を押し上げたのは間違いない。
ベタな90年代の王道ストーリーだが、キライではない。
序盤でコイツ胡散臭いな〜と思ったやつが犯人だったが、犯人が死んだ後の実行犯の動機が意味不明で、そのせいで本国ではサスペンス部分は低評価だそう。
マイナス点を羅列すると、2時間に収まる内容なのに、2時間15分はムダに長く感じた。
ラストのアノ場面、この映画の世界線には防弾チョッキなるものは存在しないのだろうか?と疑問である。
また、息子が単独でボートを動かした理由、息子を助けたのにケヴィンがホイットニーに罵られる理由、ボートが爆発する理由など、サスペンス部分ではかなりいい加減なのだが、最後は全てホイットニーの主題歌でねじ伏せてしまう大味な映画ではあった。