シュウメイシ

アナスタシアのシュウメイシのレビュー・感想・評価

アナスタシア(1997年製作の映画)
3.7
ロシア革命の混乱の中で生き残ったロマノフ王朝の最後のプリンセス、アナスタシアの話。

1917年、ソビエト連邦樹立のきっかけとなったロシア革命。そのロシアの最後の皇帝ニコライ2世の皇女であるアナスタシア。
革命の中で皇帝一家は処刑された...までが史実ではあるが、アナスタシアは実は生きてるんじゃないかという生存説を基にしたファンタジー作品。
革命の中で記憶を失い孤児となったアナスタシアが唯一持っていたアイテム、ペンダントに書かれたメッセージを頼りにパリを目指す展開。
実在した怪僧ラスプーチンを悪役に、アナスタシアのロードムービー風な冒険ありロマンスありミュージカルありのストーリーは見応えありました。
史実とファンタジーの絡ませ方も面白い。

ミュージカルシーンはどの曲も良い曲だし、船上での夕焼けのダンスシーンが良かった。
日本でも義経は生きてた説とかあるけど、多分それらと似たような感覚かもしれない。
こういった歴史のもしもを描いた話は大好物だが、ラスプーチンがめっちゃ怖かったし強すぎる笑
シュウメイシ

シュウメイシ