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早乙女家の娘たちのimaponのレビュー・感想・評価

早乙女家の娘たち(1962年製作の映画)
4.5
両親が居なく長女は嫁ぎ、二女を中心に生活する早乙女家(そーとめと読む)
末っ子長男の中坊鶴亀(つるき)が超可愛い。美人揃いの姉たちはそれぞれの立場から危うい年頃鶴亀を心配する。生真面目で優しい二女松子(香川京子)経済的支柱で社会の厳しさを知る三女梅子(白川和子)同じティーンの立場で明るい四女竹子(田村奈巳)
特に田村奈巳のオチャメさ目まぐるしい動きは幸福感を誘う。
松子だけだと鶴亀も悪い道に突き進みそうなだけにこの竹子の存在がとてもいい。

鶴亀の大沢健三郎は天才?中学生のテレやバカさ、ピュアさを見事に演じる。
松子への「ごめんなさい」に号泣。

ガスタンクの風景が印象的。
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