黒人と白人の警備員のコンビの活躍を描いたアクションバディ作品。
マーティン・ローレンスとスティーブ・ザーンがW主演、コルム・フィオール、ビル・デュークらが共演。
ロス市警の巡査ハンク・ラファティ（スティーブ・ザーン）は、パトロール中に強盗団の犯行現場の倉庫に急行する。
銃撃戦となり相棒の警官が撃たれて死亡したうえに犯人たちは逃走してしまう。
数日後、ハンクはパトロール中に路上駐車してある鍵のかかった車を動かそうとしていた黒人アール・モンゴメリー（マーティン・ローレンス）を見掛けて不審に思い、職務質問していると、マルハナバチが飛んでくる。
ハチを追い払おうとした行動を市民に録画され、黒人に対する暴行と誤解されて市警をクビになってしまう。
さらに州刑務所で6ヵ月服役することになり、恋人にもフラれてしまう。
出所したハンクは、警備会社ナショナル・セキュリティで警備員の職に就くが、相棒を殺した犯人を捕まえるため、ひとり捜査を始める。
ある日、偶然にも犯人の強盗現場に出くわし、たまたまそこに居合わせたアールとコンビを組むことになるが…
ハンクは相棒を殺され、仕事をクビになり、刑務所に入れられ、恋人に逃げられ、週給182ドルの警備員に転落するも、元相棒を殺した犯人を捜そうと努力する姿が健気です。
真面目な白人のハンクに対して、いい加減で口打者でお調子者の黒人アール。
性格が真逆な二人がコンビを組み、強盗犯逮捕に挑みます。
ユーモアを交えながら凸凹コンビの活躍を描いており、微笑ましい。
派手な銃撃戦や爆破シーンに加え、豪快に横転したり回転ジャンプするカーチェイスもあり、迫力のアクションも楽しめます。
特に、ドリンク倉庫での飲料瓶を盾にした銃撃戦や橋を走行中のトレーラからのバンによるゴミ運搬船への空中ダイブなど見どころがいっぱいです。
人種差別を風刺したギャグネタも冴えてます。
果たして二人のコンビの結末は如何に？
「何か文句あっか？」
2022.10 地上波・テレ東で鑑賞（サタシネ・吹替：松崎広幸 訳）
