さすが橋本忍!おれたちにできない事を平然とやってのけるッ
そこにシビれる!あこがれるゥ!
いやー、面白かった!!
まさか最後こういった展開になるとはね・・・。
この展開は全く読めなかった。
完全に誘導させられたよ。
男女関係のもつれから不倫相手を殺害してしまった主人公。
アリバイ工作など特に何もしていないので、普通に考えたら不倫相手を殺しそうなのが主人公くらいしかいないので、簡単に捕まりそうだが・・・。
そのタイミングで、前科アリの泥棒が殺人現場宅に侵入し、金品を盗んでいったから警察は泥棒が殺人事件の犯人だと決めつける。
そして、その泥棒を弁護士である主人公が弁護することになってしまうといった話。
自ら犯した殺人事件に別の犯人が現れ、その人物の弁護をする弁護士が主人公なんて設定自体も興味深いし、劇中にある緻密な伏線と誘導も上手い。
こんな素晴らしい人が、何故に『幻の湖』なんてゴミを作ったのか、本当に理解出来ん!!
演技も素晴らしく、特に犯人役の「仲代達矢」と刑事役の「小林桂樹」。
終盤、この2人が対峙するシーンは見応え抜群だ。