今日も喉が痛い

EVE/イヴの今日も喉が痛いのレビュー・感想・評価

EVE/イヴ(1991年製作の映画)
3.5
色々と穴の多い映画だとは思うけど、赤いレザージャケットにマシンガンというのはキャラが立ってると思いますし最後の眼球がなくなり腕が千切れボロボロになったEVE8の姿も好きでした。

アメリカ政府が極秘に開発していた女性型アンドロイドEVE8。
EVE8は開発者イヴ・シモンズ博士の外観や記憶をプログラムしたクローンでテスト実験を行ってる最中に被弾し戦闘モードになり逃走したのだった。
イヴ博士が過去に体験してきたトラウマを克服するようにマシンガンで殺戮していくEVE8。しかも小型核弾頭が内蔵されてもう作動してしまった。キルスイッチはなく阻止するには眼球に弾丸を打ち込むしかない。
歩く核弾頭をテスト実験で街に放つのもキルスイッチがないのもポンコツすぎないか?と疑問だが、一番ダメだなと思ったのは、博士自身が自分のトラウマと向き合うのは良いけど、そちらに傾きすぎてて次々と犠牲になって死んでいく人間の命が軽いというか90年代というか、いやそんな子供助かって破壊して一件落着みたいな感じでは終われん話やでと。自分が作ったポンコツに対しての罪の重さを感じてなさそうなのよ博士。あ、EVE8がサイコパスって事は博士もサイコパスって話?笑