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宇宙戦争のめるのレビュー・感想・評価

宇宙戦争(2005年製作の映画)
3.6
早くもラブロマンスとヒューマンドラマに疲れたので、パニック映画を観たい気分になりました。
そして、これは私が望んでいたパニック映画そのものでした!!!

(*’ω’ノノ゙☆パチパチパチパチパチパチ

最初から最後まで目が離せなかった。


天才子役・ダコタ・ファニング
ダコタ・ファニングの"人間"の演技がすごい…
「こういう状況になったとき、この年齢の女の子ならこうなる」という演技(動き、表情、仕草、言葉etc.)がすべて本物だった。
ダコタ・ファニングをキャスティングしたのは大正解だったと思うし、こんなスゴい演技ができるのはダコタちゃん以外に考えられない。

まだ幼くて可愛いダコタちゃんのお顔をじっくり眺める余裕はあったのに、逆にいつも「かっこいい!」と眺めているはずのトム・クルーズのお顔を眺める余裕は全然なかった。でも、トム・クルーズと父と娘をしているだけでも「ありがとう!!」って言いたい。
この映画を観て、トム・クルーズがダコタ・ファニングといまだに親交があるのも分かる気がした。ふたりのファンとして嬉しい限りです。


パニック映画を観ていると「なんでそんな行動を取るんだよ!!」と思ってしまうのが定番だけど、これにはそれが全然なかった。
どの人間の行動にも「ああ、そうなるよな…」と思わせるものばかりだった。さっきまで自分が車を運転してこれ以上乗せられないって言ってたのに、数分後には立場が逆転している皮肉よ…

"どうすればいいのかわからない状況"になったとき、一番怖いのは人間なのかもしれない。
トム・クルーズのパパは最後まで正気を保っていたから良かったけど、本来なら絶対にそうならないとは言えない。このパパが主人公に相応しかったのはこの点に尽きる。

ひっかかる点がなかったおかげで役者の演技に集中して見ることができたのは良かった。ヒューマンドラマに疲れたとか言ったけど、これも歴としたヒューマンドラマでした。


向こうの子どもってスポンジ・ボブとピーナッツバターが大好きだよね(笑)
トム・クルーズがピーナッツバターサンドを窓に投げつけたのは笑った🥜🍞

最後に一言
大阪すげぇな!!!日本人をなめんなよ!(笑)
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