ゲイリーニューマン

失われた週末のゲイリーニューマンのネタバレレビュー・内容・結末

失われた週末(1945年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

レポートNo.222
売れない作家でアルコール中毒のドンバーナムは週末に兄に連れられ酒を忘れるための旅行に行こうとしていた。しかし、お酒の事しか頭にないドンは電車を乗り過ごしてしまう。兄のいない週末をドンは楽しもうとするが…

冒頭からお酒を窓から吊るして隠したり、ビリーワイルダーのユーモアにクスッとなる場面があるけれど、やっぱり怖い
特に 、一杯だけ。の言葉が

ビリーワイルダーの好きなところは、登場人物が素直で純粋なところ。
兄に庇ってもらっていたところを「隠しきれない」とドンが全て打ち明けるシーンだったり、自殺して欲しくないがために、あんなに禁止していたお酒を勧めるヘレンの慌てるシーンだったりにビリーワイルダーの色が出ていて好き