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失われた週末のkukemaru6のレビュー・感想・評価

失われた週末(1945年製作の映画)
4.0
酒に支配された重度のアル中の話。

逃る、盗む、嘘つき行動すべてがクズ過ぎる。人間ってやっぱり行いがすべてだな…いいとこひとつもなくて興味深くみた。

ラストヒヤリとする場面もあった。酷い人間だが、一抹の希望により、今までの悪行と弱さが一瞬消失させられたラストが生きる。その一瞬がたぶん生きる糧になるのだろう。

苦悩と弱さと酒なんて、作家の三種の神器みたいなものだし…覚悟して机に向かってくれーと願う。
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