仕事で上海に来た日本人が、ひょんなことから出会ったタクシー運転手と夜の上海を共に過ごすお話。
蛇足感の否めない、主人公たち以外の、日本人と中国人との交流シーンといった「サイドストーリー」も描かれていますが、
タクシー運手役のヴェッキー・チャオが可愛すぎること、
古い欧米風の建物のほか、上海の近代的な高層ビル、アジアらしい風景(屋台でご飯を食べるシーンとか)もあるので、海外旅行をしている気分になれるので、世間の評価のわりには、個人的には好きな作品。
なお、映画のキャッチコピーでは「ケータイもない。メールもできない。コトバも通じない。でも、「恋」はできる」といいますが、むしろ、日本人と中国人の交流を描いた作品で、恋愛要素はそんなに強くありません。