けんけん3号

007 スカイフォールのけんけん3号のレビュー・感想・評価

007 スカイフォール(2012年製作の映画)
4.3
ダニエル・クレイグ版ボンド3作目を鑑賞。今作はさらに面白い!監督がサム・メンデスになり、人間ドラマとアクションの両方が良く描かれており、長めの作品時間だが、あっという間に観られた。世代交代の葛藤の中、Mとボンドのヒリヒリとしてる信頼関係。時に上司と部下、時にボンドにとってはある意味、鉄の母のような存在。そんな二人の人間ドラマが重厚に描かれている。ダニエル・クレイグ版からの大迫力のアクションシーンもグレードアップしており、その両方に見応えがあり、非常にバランスの良い作品に仕上がっている。それでいて、随所に007のエッセンスもあり、ボンドしか撃てないハイテクな銃や、車の登場シーンなど、いちいちカッコいいので、昔からのファンも納得しているだろう。ボンドガールがハッキリしていないし、お色気ほぼ無しなので、?のファンもいると思うが、この作品は、これで正解だと思う。ハビエル・バルデムの強烈なキャラクターもポイントが高かった。
個人的には大満足の作品!次回作にさらなる期待が膨らむね!