4話構成のオムニバスホラー映画。
いずれも怖くはないものの、内容はバラエティに富んでいるし、出演者が無駄に豪華。
第1話「恐怖の錯覚殺人」
殺人鬼が徘徊している街に、ニコチン中毒のママさんがわざわざ出かける話。
サスペンス演出は結構いい感じなんだが、いかんせんオチが弱い。
第2話「悪魔のビデオゲーム」
ゲーマーがゲームのやり過ぎでイカレる話。
連ドラ版グースバンプスみたいな趣で、コレが一番好き。
最近は親のクレカでソシャゲに課金しまくるガキンチョがいたりするらしいが、そちらのほうが遥かにホラーである。
第3話「悪霊」
神父さんがトラックのお化けに襲われる話。
この話の見どころは、何と言ってもランス・ヘンリクセン。
荒木飛呂彦的なノリで中々悪くないし、地中からトラックが飛び出すグレンラガンみたいな絵面は面白いが、要するに「激突!」である。
第4話「子を呼ぶ魂」
バカデカいネズミに襲われる話。
ネズミの合成が雑過ぎて爆笑。
全体的にそんなに面白くないが、「デッドタイム・ストーリー」とかと比べると遥かにマシだと思う。