特濃ミルク

デス・レース2000年の特濃ミルクのレビュー・感想・評価

デス・レース2000年(1975年製作の映画)
3.8
 アメリカを東から西へと改造四輪車で横断し、その道中で轢き殺した人の数だけポイントが加算されていく(老人、子どもは高得点)というアホなレースをアホな独裁者が主催するアホな世界線のアホな話。当然そんな危険な独裁者とレースを放置しておくわけにもいかず、レジスタンスが暗躍してレース中にテロを仕掛けてくるので、殺しにつぐ殺しが発生し、レースはまさに極限カオス状態に突入する。果たして誰が生き残るのか。
 普通の倫理観を取り外して鑑賞したので、老人ホームの「安楽死デー」のところで爆笑した。本当に軽いノリで人が死んでいくやべぇ世界線であるので、命の価値とかいちいち気にしてられないのだ。甘いことを言う奴は爆速でぶっ飛ばされる。…でもなんやかんやで弱者を轢き殺すようなシーンはほとんどないのでセンシティブな方も安心(?)してみれると思う。
 ツッコミどころは満載です。
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