このレビューはネタバレを含みます
日本赤軍とPFLPのプロパガンダ映画。
ドキュメンタリーだが、
ナレーションのせいか
戦中のニュース映画の様相。
公開当時に観ていたら感化された
可能性は否定できないが、
学生運動に関心はあっても
1971年には産まれてもいなかった自分が
2023年に観て思ったことは、
「史料」である。
おもしろいとかつまらないとかの埒外。
史料。
当事者による語りは、
PFLPの人が日本の同志に
協力を求めるところ以外は、
観念的な話ばかりで具体性なし。
それにしても重信房子、色気あるわー。
同じナレーションが複数回使われたり、
ラストの文字による表現の際の
「銃口」が反転していたりしたのは
何故だろう。