コミーニョセレーゾ

ニュー・シネマ・パラダイスのコミーニョセレーゾのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

少年トトが映写技師のアルフレッドを通じて、成長していく映画!

イタリアを代表する映画!

エレナ役のアニェーゼ・ナーノさんが絶世の美女で気を失いそうでした😱
また、若い頃のトト(サルヴァトーレ)がエレナにフラれても、「君が愛してくれるまで待つから」と言って、トトが仕事が終わった後に家の下で待って、恋が実るシーンはたまらなかったです! 家の下で待つBGMも良くて、涙が出てきそうでした。
まず、現代で家の下で待つ事をしたら、ストーカーに思われて、逮捕だなと思いました。

幼少の頃のトトは凄くわんぱくな坊やで
アルフレッドとの絡みのシーンは大爆笑してしまいました!
特に映画のフィルムを盗むトトにアルフレッドが怒って、取り上げるシーンはお気に入りです。
本当の親子みたいで愛が感じられました!

大人になってからトトにアルフレッドの死が告げられた時の役者さんの表情が今までの事を物語っているシーンが伝わってきて、悲しかったです。

エレナは幼馴染みのボッチャと結婚した事を知るトトにとても辛い気持ちになりました。
車でエレナとトトが再会してエレナが「あの夜の夢は忘れましょう」と言っていたシーンを聞いて、
やり直そうと思っても、過去には戻れないと感じて、凄く考えさせられました。
「1日、1日を大切にしなさい」とそう感じるメッセージでした。

最後にアルフレッドがトトの為に幼少の頃に好きだった映画のラブシーンを編集してまとめた映像を観て、トトは涙をするシーンは自分も号泣してしまいました。
映画でこんなに泣いた映画は今までないほど、感動しました!

因みにトト役のサルヴァトーレ・カシオさんは 2008年に日本の番組に出た時は
実業家(二軒のスーパーマーケットのオーナー)です。
主人公のトトはイタリアの喜劇王トトに由来していて、作品中にも彼(イタリアの喜劇王)が出演しています。

是非とも観てほしいです!