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ニュー・シネマ・パラダイスのフジのネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

【2020#035】
 トト(サルヴァトーレ・カシオ/ジャック・ペラン)は映画をこよなく愛する少年。映画技師のアルフレード(フィリップ・ノワレ)に弟子入りするが、映画館が火事で大パニック。一命を取り留めたもののアルフレードは失明し、トトが若いながらも映画館を運営していくことになる。
 そんな多忙な日々の中、恋人のエレナ(アニェーゼ・ナーノ)が留学することに。トトは恋を諦めたが、アルフレードの後押しで故郷を後にし、自らも海外に旅立つことを決意。
 年月が経ち、アルフレードの訃報を聞き、旅立ち以来初めて故郷に戻る。そこで感じた郷土愛、家族への愛。さらに、アルフレードの形見を受け取り映画館で1人フィルムを鑑賞する。


 頭から終わりまで飽きることなくあっという間に観れた。努力、夢、恋、師弟関係、映画という文化。色々なものが凝縮されていて濃かった。
努力...幼いながら懸命に映画館を運営する                      
   トトの姿が可愛いらしくカッコいい
夢...初めはアルフレードに門前払いを喰ら
  うトトだが好きな映画を諦めずひたむ
  きに努力
恋...こちらも順風満帆ではないが好きなも
  のを好きとハッキリ言えるのカッコい
  い 
師弟関係...2人の信頼関係に憧れる。アル
     ブレードの言葉は説得力があっ
     て心に響く
映画文化...観客がまさに息をのんで映画に
     向かう姿勢が印象的

 自分が2020年に観た映画で1番は今のところ『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズ。ジャンルは違えど本作はそれに比肩する名作でした!!
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