2025年1月30日 13:40~ テレビ東京 吹替え
話自体は大したことはなく凡庸な感じだ。面白いのは、ジェイソン・ステイサム演じるフランクという男のキャラに尽きる。日本の時代劇でいえば、木枯し紋次郎みたいな感じだろうか。あっしには関わりのないことでござんす、などと言って、周囲とは没交渉を決め込んでいるようでいて、なぜか周囲と関わり続けてしまう、というキャラだ。タイトルの通り、フランクの仕事は、運び屋だが、ちなみに、クリント・イーストウッド主演の映画、「運び屋」というのがあって、タイトルは似ているが、テーマはまったく違う。トランスポーターでは、フランクが、たまたま、運び屋をやっているだけで、実は、あまり、運び屋は重要ではないのだ。
簡単にあらすじ。
運び屋、フランクの今回の荷物は若い女性、ライだった。届け先のウォール・ストリートという男に荷物を届けると、もう一つ、荷物の配送を頼まれた。フランクは引き受けて、運ぶのだが、その荷物は爆弾で、途中、爆発。フランクは、間一髪で助かった。
フランクは、ウォール・ストリートのアジトへ殴り込みを掛け、ついでにクルマを一台、奪った。そのクルマには、脱出したライが乗っていた。
行きがかり上しょうがないので、フランクは、ライを自宅に匿う。
すると、ウォール・ストリート一派が、襲い掛かって来て、家を爆破した。
脱出したフランクとライは、ウォール・ストリートのオフィスへ行く。ウォール・ストリートの逆襲にあい、ライは捕らえられる。フランクは、タルコーニ警部に助けられる。
フランクは、ウォール・ストリートの港湾事務所へ、単身殴り込み。ウォール・ストリートが人身売買をやっていて、コンテナで誘拐した人々を運ぼうとしていた。
ウォール・ストリートは、フランクと部下が戦っている間に、コンテナを積んだトラックを出発させた。
フランクは、ウォール・ストリートの部下を倒し、ウォール・ストリートを追跡。ウォール・ストリートを倒し、囚われていた人々を解放。
話しはたいして面白くなくても、キャラが面白いと、全体的に面白くなる。