のり

ビフォア・サンセットののりのレビュー・感想・評価

ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)
3.8
ビフォアサンライズとは違って、大人の関係にお互いがなってしまった。
言い換えると、2人ともおとなしくなってしまったから、1よりはドキドキもワクワクもない。
だが、その分リアルで刺さったかも。

男女の解像度が高いな、と感じた。
男子は“あの時”を詳細に覚えてるし、実際に待ち合わせ場所にも行ってるけど、女子はそうでもない、いや、覚えているけど、それよりも大切なことがあることを知っている感じ?
知らんけどw
男女の“美しい過去”のインプットの仕方の違いと温度さにとても共感できた。

まぁ前作同様、2人の派手ではない普通の会話が続くんだけど、男の言った
「結婚とは誰とするかではなく己の覚悟の問題」ってところがとても納得できた。
俺は結婚したことないけど、おそらく結婚したことない人か、結婚に諦めてしまった人が言う言葉な気がした。
彼が言った通りでもあると思うし、実際そうかもしれないが、それを表現するということは、彼は相当彼自身を納得させるための努力をしているんだと思う。言い換えるとそれ程彼女を忘れられないんだな、と。

一作目の体験を本にしちゃうんだぁ、と思ったけど、女の子も歌にしててなんかニヤけたw
最後結果を濁す感じもよいw
絶対飛行機のってねぇな
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