のり

ビフォア・サンライズ 恋人までの距離ののりのレビュー・感想・評価

4.0
うわー、胸がギュゥっとなった。
甘酸っぱいってコレだったよな、、

要は電車で偶然出会った年頃の男女が、夜明けまでという限られた時間の間、お互いを知り、好きになっていく。まぁそれだけの話。話?模様。

まず、映画らしい演出(BGMやら、わざとらしいイベントが発生とか)が特になく自然な2人の会話が淡々と続くのが自分のリアルの体験を落とし込みやすくてよい。
まぁ演出ないとは言ったけど、ヨーロッパだけあって路面店だったり街並みやそこに朝日当たる感じとかは絵になる。

お互い終わりがあることを知っているから、何でもない全てのことを特別に感じるし、それがまた次の何でもない特別なことを連鎖的に惹きつける。
で、終わりがあるから関係を進ませ過ぎたくない気持ちや、相手の気持ちを伺っちゃうのもグッとくる。

1番好きなシーンは“友達に電話するごっこ”で目の前の相手にまるで他人事のように素直な気持ちを晒すところ。
このテクつかってみたいw
尚イケメン白人に限るらしい…笑

あとは、ナンパするときにタイムトラベルで君は今日に来てる、って説得するところも好き。
後悔するな、とか、全力出せ、って言われてもピンと来ないけど、俺にはタイムトラベル理論すごい刺さるw

内容しらないながらも続編があることは知ってるが、個人的にはこれで終わりでも良いと思う。
どれだけ愛していて終わりたくないと思っても運命とか時間は無情なんだぜ、(個人的感情を含むw)

まぁ続編みてみようじゃないか、
のり

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