ごとう

ビフォア・サンセットのごとうのレビュー・感想・評価

ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)
3.0
9年前の出会いが運命的過ぎて、思い出が美化し過ぎてないか?と気になったが、あの短時間にあれだけ本音をぶつけ合えるなら本物だ。
パリの街並みが素敵で、歩きながら話し続ける二人も絵になる。
ノートルダムが火事にあう前だけど「ノートルダムもいつかは消える」ってセリーヌのセリフにドキっとした。そんなつもりじゃなかっただろうけど、失っても時が解決してくれる二人の関係の象徴みたいだなと思った。

小説は「君を見つけるために書いたようなものだ」というジェシー。
それに応えるかのようなセリーヌの歌。
そしてニーナ・シモンのJust In Time。
セリフじゃなくて音楽で表現するあの終わり方好きだわ。
それにしても、このシリーズタイトルが秀逸だね。
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