ストーリー自体は、警察の汚職に気づいた刑事が一人で組織に立ち向かうという王道。
しかし、最後まで見ても悪役の動機や汚職の詳細はまったく語られず、
ストーリーはアーミッシュの文明に頼らない生活風景とハリソン・フォードの禁断のロマンスを描くための口実に過ぎなかったと悟る。
最後もドタバタで都合よくなんとなくハッピーエンドしてて笑う。
タイトルやあらすじから想像したサスペンス、アクション要素は薄かったものの、
やっぱりハリソン・フォードがいるだけでセクシーで華があって見ていられるし、
アーミッシュの生活の雰囲気もまったりして好きだし、ロマンスも素朴な感じでこれまたよかった。
俳優になる前は大工もやっていたハリソン・フォード、大工仕事に勤しむ姿も様になる。
アーミッシュの村の風景、せかせかしない生活、落ち着いてて好き。音楽には時代を感じるけど嫌いじゃない。
ひっそりと殺されていたジョン・ブックの相棒だけがかわいそう過ぎる印象。
