トルーマンバロウズ

人蛇大戦・蛇のトルーマンバロウズのレビュー・感想・評価

人蛇大戦・蛇(1982年製作の映画)
4.0
香港のとあるマンション建設現場で巨大な蛇の巣が見つかった。
建設会社の社長は蛇のせいで工事に支障が出るのはまずいと考え、従業員たちとともに蛇を皆殺しにしてしまった。
その夜、作業員の男が蛇の大群に噛み殺されるという事件が発生し・・・・。

香港のとある高層マンションを舞台に大量発生した蛇軍団に襲われる人々を描いたS級蛇パニック大作‼︎‼︎‼︎‼︎
マンションを舞台に大量発生した蛇が人々を襲うというストーリーは非常にありきたりな感じであった。
しかしこの映画肝心のパニックシーンに関しては非常に気合が入っており、まず冒頭の蛇皆殺しは本当に生きた蛇を切断したり叩き潰したり(半分だけになった蛇がピクピクしていたり心臓がまだ動いているなど蛇嫌いにはトラウマ級の描写が多い💦)しておりものすごくグロテスクな描写に仕上がっていた。
それ以外にも蛇が人を襲うシーンなどはどう見ても本物の蛇が大量に撮影に使われていたので、俳優さんたちの役者魂炸裂なシーンが多く別の意味で見ごたえがあった笑
また巨大なボス蛇と蛇使いのおじさんの死闘やクライマックスの火炎放射器隊とボス蛇のタイマン勝負などカンフー映画チックな展開も多く派手な描写が多かったのは素晴らしかった。
若干人間ドラマの部分がテンポが悪くダラダラしたりラストが唐突に終わってしまったのは残念だが、全体的に蛇パニック映画の間違いなく最高峰になるであろう大傑作だった‼︎