荒廃した近未来、独裁体制のもと特殊兵器の奪還に巻き込まれるアウトロー(カート・ラッセル)の活躍を描くSFアクション
ジョン・カーペンター監督『ニューヨーク1997』から15年ぶりの続編。カート・ラッセル演じる眼帯をかけた元兵士・スネークはその後、監督を変えながら3本の映画に登場し(いずれも日本未公開)、『メタルギアソリッド』のモデルとなる。
ストーリーやCGの安っぽさのB級感は半端じゃないけど、幾多のミッションを知恵と腕力でかいくぐる冒険活劇は見ているとだんだん楽しくなる。スティーヴ・ブシェミの使いどころもベタベタながら最高です。
機械文明が完全に滅び、「人間の生活に戻れた」と文明の源たる「火」をタバコに付けるカート・ラッセルのラストの渋さよ。