人生のうちでもっとも感受性豊かな10代。
その青春というのは突拍子もないものに突き進んでしまうもんである。
幼少のころに結婚しようと無邪気に約束した双子の兄妹が
高校生になり本当に愛が芽生えてしまうストーリー。
最初は秘密にしていた恋愛のはずだったのだが。。。。
その禁断の恋愛のドキドキ感で鑑賞中は嫌な汗をかいてしまいそうw
今作はかなり真面目に作られていて、それぞれのキャラクターの心理状態を繊細に描きだしている。
なので画面上は淡々とした描写なのだけど、心はものすごい葛藤に苦しんでいる様子が端々に伺える。
この二人、おそらく恋愛をし続けることはかなわぬ夢であろう。
だからこそ水族館や最後のシーンでは、さまざまな比喩的表現で表しておりそこに観客も心で泣けてしまうという。
それに現実にはありえないだろう、とは思いながらも
松潤と榮倉奈々の兄妹だったらありえるのかも
などと思わせてしまうバランスがまた絶妙。
実写映画に続いて、OVAのアニメ版「僕は妹に恋をする」も鑑賞。
実写版とは違い、アニメ版では山あり谷ありの起伏が激しく
エロ描写も多目の腐女子設定全開でこれはこれで楽しめる。
副音声の声優は、なんと松田悟志と岩佐真悠子。