なちゅん

恋はデジャ・ブのなちゅんのレビュー・感想・評価

恋はデジャ・ブ(1993年製作の映画)
3.4
クスクス笑いが出ちゃうような、ちょっとズレてて可愛いロマコメ。でもその裏には1人の男の執念があり、成長がある。

結局彼は2月2日を何度繰り返したんだろう?半年ってセリフがあったけど、ほんとに?だとしたらえげつないよ。そりゃ何度も死にたくなるし、死ぬし、ヤケクソにもなる。
でもそれを全部超えて、ありとあらゆる方法を試して、ありとあらゆる2月2日を過ごして、町中を味方につけて、もう一周回って、諦めたくらいになってからやっと、次のステップが見えた。光がさした。

もうこれどうしたら時間が進むの?ってこっちが不安になってきたところで、見事にハッピーエンド。美女と野獣の王子にかけられた呪いと共通するものがあるんじゃないかという気がしたな。
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