菜緒都

恋はデジャ・ブの菜緒都のレビュー・感想・評価

恋はデジャ・ブ(1993年製作の映画)
2.0
明るい感じのアメリカー!って感じでオープニングからなんかほっこり。
事前情報なしで見たらループものでびびった。
主人公の性格からして、ハッピーデスデイ展開になるのかなと想像してやっぱりそんな感じだった。逆なんだけど。

1回目のループはもっと細部までやった方がいいのではと思ったが、ばっさり切っててすごいと思った。
日本では「永久」が花言葉のサンセベリアがカフェにあったのはおそらく意図的だと思った。ちなみに僕の漫画の1作目にも出てきます。

ラストは女性のセリフがなく、感情が描かれてない気がした。
というか、女性の心の動きの描き方が雑に感じた。

あと、ひつちん(羊たちの沈黙)を見終わった時と同じ感覚になった。
「あれ、もしかしたらこれ男の自意識と欲望を全部乗せした結果、映画界の偉いおじさん達に評価されてるだけの作品なんじゃないか?」っていう。
菜緒都

菜緒都