菜緒都

緋牡丹博徒 仁義通しますの菜緒都のレビュー・感想・評価

緋牡丹博徒 仁義通します(1972年製作の映画)
2.0
会話シーンで、イマジナリーラインを超えたのを意識できてよかった。
やっぱり一瞬戸惑った。

加藤泰のフィクスショットを2作連続で見たせいか、カット割りが細かすぎると感じた箇所がいくつかあった。
表情やリアクションのアップで説明しすぎというか。
あとバストショットの切り返しの連続はそれなりに意味があるんだろうけど、素人目には退屈に感じた。
終盤からはカット割りがおとなしくなったような気もした。

長門裕之がとつった時の奥行き感のある構図は新鮮に感じた。
雪の上の足捌きショットはおー!ってなった。

最後の方の生き死にはなんの必然性も感じられなかったので、なんだかなーと思った。
今に始まったことじゃないけど。

お竜さんが助けに来るシーンとか、ラストショットとか、一癖ある撮り方が印象的だった。
というか、「そう撮る!?」って思った。
菜緒都

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