本当こういうのが抉られる年齢になった。
ど田舎のおばあちゃん家に預けられることになった都会っ子のサンウ。
こいつがなかなかのクソガキで、あらすじを読むとだんだん打ち解けていく風だけど割と最後までクソガキで、まぁおばあちゃんに冷たく当たる。
次第におばあちゃんの無償の愛に触れて変わってはいくものの基本的には終始わがまま。
自分が人の親になってからこういうのを観ると、本当に愛してもらったんだなぁとめちゃくちゃおセンチになってしまう。それ故にサンウの言動に胃がキリキリしてしまう…。
でも最後の針と糸と、手作り絵葉書はよかったね。
ぼくは父方の祖母の死に際にちょっとしこりが残っていて、ふと思い出して自分を責めるというか、やるせ無い気持ちになることがあるので、おばあちゃん御健在のみんなは生きてるうちにこの映画観て欲しいな。
なんたって、この世の全てのおばあちゃんに捧げる映画なんだから。